写真って今はほとんどiPhoneで撮る事が多いけど、その数は増える一方だし、10年以上前の分から保存されているから、記憶を辿ってお気に入りの一枚を探し出すのは大変な作業。
フォルダ分けもやってるけど、直感的にすぐ探し出せるって感じではない。
時々、この画像データが全て消えてしまったら・・・なんて不安に思う。
バックアップは時々したりするけど、何処に保存したのか、さもするとバックアップした事自体を忘れている事がある。
「人は撮った写真を見返す為に写真を撮っている」
先日行った写真家である浅田政志さんが、講演会の中で語られていた言葉。
浅田さんは災害時のボランティアに行った際に、写真が持つ力を強く感じられたとの事。
フィルムカメラ時代は普通に現像してもらっていたものが、デジタル時代になるとプリントしなくなった。
誰かと一枚の写真について、思い出話しに花を咲かせるって事も少ないと思う。
浅田さんは携帯電話の中の画像を、プリントされる事を勧められる。
毎年12月5日はアルバムの日になるらしい。
その年のお気に入り画像を10枚選んで、プリントする事。
そしてその写真はアルバムにするのもいいけど、お菓子が入っていた様な缶の容器に入れるだけでいい。
もしもの時に容器が中の写真を守ってくれるかもしれないとおっしゃる。
10年も続ければ缶の容器の中に、たくさんの思い出が詰まったものが出来上がると。
私もこれから月に1度くらい、1年分づつその年に撮影した写真を選んで、プリントアウトしていきたいと思う。
今年の12月頃には10年分が出来上がる計算。
もう写真を入れる容器は決めている。