2015-01-01から1年間の記事一覧

お口の恋人

いろいろな季節限定モノがあるけれど、寒くなるとスーパーマーケットで見かけるお酒入りのチョコレート、ラミーとバッカス。 ラム酒に浸したラムレーズンのラミーと、本格コニャックが入ったバッカス。 子どもの頃は、何で美味しいチョコレートの中にこんな…

師走

寒さも一段と厳しい今日この頃。 朝から自転車で勇んで出掛けたのは良いが、あまりの寒さに早めの昼食へとお店に逃げ込んだ。 まだ早い時間なので、お客は自分だけ。 座敷に上がり、足を伸ばして上半身を膝に近づけてストレッチ。 身体が冷えきっていて、思…

八女にて

「なんだか八女って、いい感じの酒場が結構あるみたいですよ」仕事関係の人と話しをしていると、そう言われた。 そう言われると調査しない訳にはいかない。 とは言え、八女には駅が無いので酔ったまま電車へとはいかず、まずは昼間に町を探索する事に。 ルー…

久留米にて

「絶対好きだと思う」と友だちに紹介された食堂。 向かい風に難儀したが、何とか目的のお店に。 お店の中に入るとタイムスリップしたかのよう。 昭和6年創業のお店だそうです。 土間に年季の入った木テーブル、ブルーのベロア生地のベンチシート。 木枠の窓…

居心地よさ

以前家族と一緒に行ったお店にまた行きたいんだが、場所がどうしても思い出せない。 家族に聞いてもあやふやな返事。 お店の名前も思い出せないし、それっぽい単語を並べて検索してもヒットせず。 何となくお店の場所の見当はつくので、ストリートビューであ…

秋風

エアーコンディションを使うより、窓を開けて走らせるのが気持ちいい季節になった。 車で移動中、小さな港に寄り道。 堤防から釣り人が糸を垂れている。 猫は日向ぼっこをしている。 空はすっかり秋雲になっている。 運転席の窓を全開にして、助手席側は2/3…

Lazing on a sunny afternoon

子どもの頃の夏休みといえば、毎日がカブトムシ採りと、学校の町内プールにかき氷の3本立てだった。 プールで泳いだ後は、学校の裏門の近くにある駄菓子屋でかき氷を食べて、頭をキーンとさせていたものだ。 夏休み期間中、近所の友だちではなく、町内が違う…

残暑厳しく

信号待ちの時に大きな入道雲が目に入る。 信号が変わるまでの間にも、上の部分は盛んにもこもこと巨大化している。 何だか生きているみたい。 出来立ての部分はとても白い。 時間が経ったところの色が濁っているのは、何故だろう? 今年はそこまで大きな入道…

夏休み 最終日

ずっと暑い日が続いている。 こんな日はかき氷が一番。 以前購入した本を見ていたら、益々食べたくなる。 私の町の美味しいかき氷のお店は・・・? カンカン帽をかぶってバスに乗る。 目指すは子どもの頃から通っているお好み焼きのお店。 お好み焼きと甘味…

夏休み

夕涼みに自転車で出掛けた。 堤防にこしかけて遠くを眺める。 今日は雲が多い。 きれいな夕日を見る事が出来るだろうか。 堤防に腰掛けバックに入れてきたパンと飲み物を取り出し、夕日を眺めながらパンをかじった。 思ったより沈むのが早い。 とは言え、ゆ…

夏なんです。

朝、ホテルのベットで目覚める。 エアーコンディションは止めていたので、簡素な部屋に生温い空気だけが澱んている。 ベッドから出る事が出来ず、ブルーな気分のまま時間だけが過ぎていった。 12時間かけて山を越えてきたが、昨日の夜から体調が優れないまま…

初夏のツーリング part.2

前回とルートを変えて絶壁の湾岸道路を走った。 風は強いが、紺碧の海と青い空が美しい。 道はアップダウンを繰り返している。 軽いギアでクランクを回転させているあいだは、視線の先に青空だけが広がった。 身体に心地よい負荷がかかる。 トンネルが見えて…

死について

遅かれ早かれ命には限りがあるのだから、死ぬことは悪い事でもないと考えていた。 死をもって苦痛から解放されるのなら、それも選択肢の一つでもいいのではないかとも思っていた時期もあった。 でも死は本人だけ無になるのであって、残された人はそうはいか…

初夏のツーリング

午前7時。 快晴。 南の風。 風量2。 もう初夏と言っていいだろう。 120km先のフェリー乗り場を目指し、風を味方につけ快調にペタルを回す。 田植えの時期を迎えて水がはられた水面に、山が映っている。 山々は新緑の季節を迎え、濃さを増している。 湾岸…

二本杉心中

今週は春の嵐の到来で、桜も散り始めた。 雨間を狙って、週末になると出掛けている峠に向かう。 この峠も激坂と言われる厳しいコースである。 何故こんなにも毎週の様にきつい思いをしているのだろう? 人間の身体は神秘に満ちている。 マラソンの様な肉体を…

春爛漫

なんのかんのと言っても桜が好きなのである。 週末は桜を求めて出掛けた。 品種もいろいろだし、場所によっても咲き方は様々。 七分咲き位もきれいだけど、やはり桜吹雪は美しい。 目に映る桜が春風にのって舞っている。 演歌っぽいけど、はかなくて美しいの…

春の訪れ

とても暖かな週末。 自転車で出掛けると、いろんなところで春を見かける事が出来た。 道端や家の玄関先、様々な色の花が咲いている。 いつも使っている道の木蓮も花を付け始めていた。 ここの木蓮は大振りでたくさんの花を付け、道向かいの桜の木の開花と重…

弥生

3月も早いもので半分が過ぎた。 春の訪れを知らせる桜の開花の前に、街のあちこちで花を咲かせる白木蓮。 優雅で気品のある香りのこの花の寿命は、桜の花よりも短い。 白く花びらを開いた先から茶色の変色し、その花びらは朽ちてゆく。 お気に入りの白木蓮の…

妙薬

昨日道の駅で金柑を手に入れた。 ネットの中にたくさん入ってたったの300円。 すぐに取り出して1個試食したら、完熟でとても甘い。 何個もツマミながらカクテルを作ってみた。 とりあえず今週は金柑ウィーク。 金柑ジンビタートニック レシピ 金柑×3(1/2に…

正月休み 第2弾

正月休みボケにならないようになんて人には言ってるくせに、なんだか気持ちがのらない。 身が入らないって言うのか、なんだか・・・。 週末からの3連休に代休をくっつけて、今日から4連休にしてしまった。 朝から銀行やら歯医者さんやらとやっつけて、サイク…

木枯らしのダイアリー

年が押してきてから今年のカレンダーをめくった。 数少ない江口氏の仕事、めくる楽しみを残したかったので中身は見てなかった。 (ほほう、1月はワインを胸元で抱いているんだ・・・。) しげしげとカレンダーを眺める。 (この女性は帰りの遅い男性を待って…