心地よい痛み

今日はお昼からゲリーさんの所へ向かう。

前もってデータを送っていたので、その後の事はスムーズに行えると思う。

今回の施行は、右の二の腕にアルチュール・ランボー散文詩を。

もう一箇所、右脇腹付近にビートルズ時代のジョン・レノンの曲の一部をサンスクリット語と、英語部分はタイプライター文字で入れる。

施行前に魔法の薬の登場。

痛みを和らげると言われる軟膏を脇腹に塗って、その上にラップをして乾燥を防ぐ。

塗って1〜2時間で効果が出てくるらしいが、皮膚表面を麻痺させるのか?

試すのが初めてだし、彫り師さんも自分自身では試した事が無いらしい。

果たして効果はあるのか、あるならそれは何故なのか、よくわからない何とも怪しい塗り薬である。

薬局に売ってあるわけでも無く、ネット販売で手に入れた。

今回の脇腹は激痛を伴う部位になるので、少しでも痛みが和らげればと思うのだ。 

もう一箇所の二の腕は、彫られている時も痛みが全く感じられない。

むしろ心地よいくらいなのだ。

「緊縛」の話題で盛り上がる。

相変わらずゲリーさんの話しは面白い。

笑い話をしているうちに、ランボーの詩が右腕に入った。

あっという間に終わった感覚だけど、夕方四時は過ぎていた。

文字数が多い方が2時間半で終わったので、残りは2時間掛からずに終わりそうだ。

軟膏を塗ったところを手で触ってみたが、普通に感覚はある。(本当に効果はある?)

施行開始。

ん?普通に痛い!(笑)

それとも効果は出ているが、それを上回る痛みがある場所なのか?

「塗って時間はたっぷり経っているので、効果は出ているはず」と言われるが確実に痛い。

一刺々々の中で、時々痛みが全く無い時もあるので、効果は出ているのだろう。

しかしながら、時間の経過と共に痛みは増すばかり。

そして悟った。

塗った後の効果がある時間が残り少ないのだと。

うーん。。

普通に脇腹に彫ってもらうのは、相当痛みを伴いそうだ。

薬無しで彫ってもらうのはムリムリ!

次回は1時間くらい寝かせてから彫ってもらおう。

 

うん!今回の仕上がりもいい感じ!

Thanks! Garyさん!

 

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