fruitful days

横須賀の親戚の家にお泊りした帰り道、最寄りの駅を降りてコンビニエンス・ストアで荷物を受け取る。

出掛ける前に注文していた原田知世の新譜。

新譜と言っても、2022年にリリースされたレコード盤。

最初にコンパクトディスクでリリースされて、少し遅れてレコード盤が発売されたと記憶している。

初めて音源を聴いた時に、この音はレコードで聴きたいと思って探したけど、その時は無かったのだ。

その後の発売の情報に気づかず、先日それを知ってあわてて注文した。

レコードはコンパクトディスクの様に再プレスが容易ではないので、売り切れたら手に入れるのが難しくなってしまう。

 

翌日の日曜日の朝、ターンテーブルに針を落とし音が始まるのを待つ。

一曲目の「一番に教えたい」は作詞:高橋久美子、作曲:伊藤ゴローによる、とても素敵な曲。

2022年のオーチャードホールでのライブや、同年の東京国際フォーラムでの「ともよ祭」が思い出される。

レコード盤の良さは音だけには限らない。

気に入ったレコードをお店で買って、どんな音が鳴るんだろうと思いを馳せながら、レコードを小脇に抱えて家路を急ぐあの感じ。

ジャケットから盤を取り出し音が鳴り出すまで行う、儀式めいた行為。

スピーカーを前にしてリラックスしている自分。

今はライナーノーツに目を通している。

2曲目の「ヴァイオレット」は作詞・作曲共に川谷絵音によるもので、原田知世との組み合わせは不思議な新鮮さを感じさせる。

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そうやっていると、玄関のチャイムが鳴った。

ドアを開けて、鮮やかな黄色のビニールに包まれた荷物を受け取る。

黄色の梱包物を開けると、韓国から送られてきたNewJeansのコンパクトディスクだった。

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ハニちゃんバージョンでした。

ホントはミンジバージョンが良かったなんて言わない。

韓国のコンパクトディスクは写真集やシール等、おまけがいっぱい。

あー!いやー!サイコー!