このところカブに乗っていると、エンジン異音が気になって仕方なかった。
オイルゲージを確認すると、エンジンオイルが入ってない。
バイクは通勤に使っているが、今回は自動車で行って、休日にオイル交換する事にした。
いつもオイル交換は近所のバイク屋さんにお願いしていたが、たまには自分でするのもいいと思う。
エンジンの下にトレーをセットしてドレンボルトを緩めると、スプリングに続いて何やらロッドらしき部品が飛び出してきた。
(しまった!違うボルトを緩めてしまった!)
ネットで検索してみると、どうやらカムチェーンテンショナーロッドというパーツらしい。
名前からしてカムチェーンの張りを調整するパーツの様だ。
ネットで確認するとこのロッドの潤滑油を入れるボルトがあるらしく、適量を入れないといけないらしい。
面倒だが、重要な部品になるのでしっかりメンテナンスしたやらないといけない。
100均ショップで潤滑油を入れる為のスポイトも買ってきた。
エンジンオイルのドレンボルトを締め、テンショナーロッド、スプリングの順にエンジンに挿入して、ボルトをしっかり締める。
小さなボルト穴からエンジンオイルをスポイトを使って入れる。
メインのエンジンオイルも規定量入れてエンジンかける。
しばらくするとガチャガチャ音も消えたので、試運転。
信号待ちの時にエンジン音を確認すると、驚くほど静かになっている。
ピストンが上下している音だけの、正常なエンジンの鼓動。
以前から気になっていた異音(タペット音かな?と思っていたが・・・)も消えている。
災い転じて福となす。
それからフロントにカゴを付けて、レッグカバーも夏仕様に変更。
センターキャリアも追加して、今度のキャンプに備える予定。
なんだかエンジンもすごぶる元気。
嬉しくなって夕暮れ街を小一時間ドライブする。
Tシャツがはためいて、汗が気化されてゆく。
先ほどまでの暑さが帳消しされた感じ。