嗜好性

今晩は職場の同僚と会食。

ほとんどの食事を独りで行なっている為、誰かと一緒に食事するなんて、それだけで気持ち上がる。

待ち合わせは夕刻時に北千住なのだけれども、お昼からソワソワして、買い物兼ねて昼過ぎには部屋を出た。

電車を乗り継ぎ、メトロ日比谷線を銀座で降車して、中央通りを歩く。

伊東屋で便箋を4組ほど購入。

これは今月誕生日の長女へ。

それから岡田かめやへ足を延ばす。

ここは銀座のクラブやバーに納められるおつまみ専門店。

以前友だちに送ったら好評だったので、今回は家族に送ろうと思う。

人気のおつまみを中心に、他は自分用にと、お試しおつまみ3点セットも購入。

待ち合わせの時間にまだ余裕があったので、試飲が出来る酒屋さんまで更に足を延ばす。

まず1本目に選んだのがカバラン。

カバランは台湾の蒸留所で、まだ歴史は浅いけど、世界的評価は高いウイスキーメーカー。

今まで何度かバーで飲んだりしたが、ピンとこない。

今回は完全なシラフなので、その魅力に気付くかも。

もう1本はパッと目に入ってきたラム酒

さて、カバランから試飲する。

美味しいんだけど、やはりコレと思わせる何かが感じられない。

自分にとっては、それは個性なんだろうけど。

個性豊かなシングルモルトの世界、どうしても記憶に残る味わいが頭に浮かぶ。

でもウイスキーは嗜好品。

個人の好みだから、結局なんとも言えない。

もう一杯のラム酒

「高温多湿のガイアナで蒸留し熟成させたデメラララムを、スコットランドに運び良質なシングルモルトウイスキーの樽に詰め、冷涼かつ穏やかな気候でゆっくりと後熟させることにより生まれる、複雑かつバランスの取れた魅力的な味わい」だそうです。

パワフルだけど、繊細で、深く甘いバニラの様。

煮詰めて深い味わいにした黒砂糖の様にも感じる。

コレ、好きかも!?

いづれにしても10mlづつ頂いて、お店に支払ったお金は600円。

素敵なサービスなのだ。

さて、身体も内側からあったかくなり、北千住へ。

駅から路地裏に入って、昭和の雰囲気漂う「のんべえの聖地」の様な通りを歩く。

好みのお店に見つけて、ビールを飲んで焼鳥を食べて、会話も弾む。

お店を出ると通りに夜の帳が降りていた。

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