部屋の建物から外に出てすぐにあった、大きな木が先日切られた。
ここの団地が造られた時、元々あった樹々をそのまま生かすかたちだったので、少なくとも60年以上はここにずっとあったもの。
誰かが切り株の上に、葉っぱとどんぐりを置いていた。
同じような事を思ったのは、私だけではなかったのかもしれない。
それからきれいなどんぐりを探して、辺りの地面を見まわす。
(あら、何か落とし物?何をお探しでしょう?)なんて近くを通った人には映ったかもしれない。
気に入ったどんぐりを選んで、ポケットにしまう。
部屋に戻って、オリーブオイルを少し付けて、どんぐりの表面を磨く。
光り過ぎるといやらしくなるので、塩梅が肝心。
キッチンの横の窓枠に飾った。
桃の香りのハンドソープを付けて、手を洗う。
シャワーの蛇口から出てくる水道水の匂いが気になる。
生まれ育った町の水道水は伏流水で、蛇口から出てくる水がそのまま美味しかった。
3月にこちらに引越ししてきてからというもの、一番気になる事は水道水の匂い。
臭くてちょっと顔を洗うのも躊躇ってしまう。
シンクへの水滴の跳ね返りを気になっていたので、水の飛び散りが少なく、気になる匂いが除去出来る浄水器を探しているが、なかなか良いのが見つからない。
今回のは3個目。
今までの中で一番シャワー口の直径が大きく、柔らかな水となって出てきて、跳ね返りも今までものと比較すると少ない。
濾過した水はストレートだけど、匂いは取れている様に思う。
そろそろ解決したいところ。