秋の気配

午前7時34分、霜降り色のスウェットシャツに袖を通して、散歩に出掛ける。

最近1週間程、雨の日が続いて気温がぐっと下がっている。

近所の大きな公園を目指して出掛けたが、入口の門が閉まっている。

調べてみたら開園時間は9時からとなっていた。

9月から時間帯が変わったのかもしれない。

仕方がないので、公園の車道沿いを歩く事にする。

反対側の車道は、中心部に向かう車両で渋滞していた。

(あぁ、今日は月曜日だった。こちらは朝から散歩だなんて、呑気なもんだ・・・)なんて幸せ感じてる。

今にも降り出しそうな曇り空。

Rei Harakamiを聴きながら歩いた。

近所の小さな公園まで戻ってきて、ベンチに腰掛けた。

(あっ!ビールを飲んでいる人がいる。)

自分より幸せそうな人を見つけた。

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秋の気配 / オフコース

 

あれがあなたの好きな場所
港が見下ろせるこだかい公園

 

あなたの声が小さくなる
ぼくは黙って 外を見てる

 

眼を閉じて 息を止めて
さかのぼる ほんのひととき

 

こんなことは今までなかった
ぼくがあなたから離れてゆく
ぼくがあなたから離れてゆく