帰国に際し

子どもの帰国に際し、迎えに行く事にした。

とは言え、隣の県までの迎えでは無いし、今のご時世、自家用車での羽田空港迄の陸走となると、いろいろと考える。

今の愛車は登録から19年が過ぎたご老体。

タイヤを新品に履き替えて、オイルの量、冷却液のチェック!

でもそれ位しかしていない・・・。

大丈夫か・・・と思いつつも、これからの未知の出来事にワクワク感が止まらない。

こんな時は、好奇心がネガティブ思考を完全に上回り、変なアドレナリンが出ているに違いない。

 

21時発の四国行きのフェリーに乗り、松山から阿波を経て、淡路島を通過して、本州へ。

神戸、大阪、京都を通して名古屋へ入る。

途中、娘から連絡で帰国が1日遅くなった事を受けて、今後の時間の潰し方を考える。

静岡に入った時に、ハンバーグの美味しいお店の存在を思い出し、食べに行く。

偶然の発想のひらめきとは言え、想定外の出来事、なんともうれしい。

もう、1日空いた時間が出来た事は、必然性だと考える事にした。

幸いにもここまでは、車もこれと言ったトラブルも無く、快調に進む事が出来ている。

その後は、横浜の宿泊先のホテルの中で朝までゆっくり過ごした。

 

翌朝、朝食を済ませた後近くを散策し、その後は羽田空港へ。

車両を空港に駐車し、電車で目的地である「すみだ水族館」を目指す。

まだお昼前だし、水族館は15時に予約していたので、浅草を観光して時間を潰す事にした。

雷門から東京スカイツリーが見えたので、徒歩で水族館を目指す。

とは言えすぐに暑さに耐えきれなくなり、途中の公園の出店で、ビールを購入。

サーバーの調子が悪いと、何故か1杯サービスしてもらう。

両手に持ったビールカップにニヤケながら、木陰を探し腰を下ろす。

木のふもとの芝生の上で、ビールを飲みつつ涼んでいたら、気持ち良くなってそのまま横になって昼寝をしていた。

 

すっかり汗をかいてしまったけど、この後は水族館でしばしの現実逃避。

 

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翌日、午前6時過ぎに娘と再会出来た。