自分でレコードを買い始める以前は、友だちが買ったものをテープに録音しもらってた。
友だちが新譜を買ったら試聴会みたいに集まって、気に入ったら録音してもらうって感じ。
自分の好みと合うのか頻繁にテープをもらってた。
ほとんどが大好きなものだった。
今と違って聴けるものは限られてくる。
それこそ歌詞も憶えてしまうくらい繰り返し聴いてたもんだ。
(歌詞カードはないので、とんでもない言葉で憶えていたが・・・)
やがて自分でもレコードを買うようになるんだけど、なかなか録音してもらってたのは買おうとしない。
すっかり憶えてしまってるので、それよりも聴いた事のない音を選んでしまうのだ。
今日買ってきたビリー・ジョエルの「グラスハウス」は、アルバムとしては20年振りぐらいに聴く。
大好きだった“レイナ”もずいぶん久しぶりだ。
うーん、今聴いてもいい曲だ。
他にできることは何もない/すべてレイナのためにやっているのだから/新しい恋人なんか欲しくない/レイナのためだけに生きているのだから/きみに与えるものは何もない/全てレイナのために捧げているのだから