夏は暑くてあまり乗れなかったバイクも、今はベストシーズン。
春に手に入れたバイクが、自分が思うカタチなってきたのは最近になってから。
80年代当時の2in1タイプのエキパイで程度の良い品物が出てきたので購入して、サイレンサーは新品のスーパートラップを装着した。
このスーパートラップ、最近は見かける事は少なくなったけど、実にユニークな排気システム。
普通のサイレンサーは、マフラーエンドから後方へ排気されるが、スーパートラップはマフラーエンドに蓋をして、その前にディスクを数枚装着して、その隙間から排気を行うというもの。
なのでディスクの隙間から外側45度の角度で横側に排出される。
ディスクの枚数を増減する事で、トルク重視にしたり高回転型に調整が出来るのだ。
まぁ私の場合、単に音が気に入ってるが一番だけど。
低回転状態から、タメ気味にゆっくりとアクセルを開くと車体の振動と共に、小気味良い排気音が聞かれる。
気持ちよく走っていると、あちらこちらから金木犀の香りがする。