町のプラネタリウムが来年の春に最新鋭の機器に変わる。
19年間にわたり美しい星空を見せてくれた機器 G1518siの役目が今月いっぱいで終わる事となった。
そこで今回特別プログラムとして、「プラネタリウム・ショートツアー」 が3日間行なわれた。
その「プラネタリウム・ショートツアー」の最終日に参加。
定員は15名。
夏休み中という事もあって、みんな親子で参加している。
単独での参加者なんていない。
あっ!1人見つけた。(笑)
プラネタリウムに近づいて機器の説明を受ける。
紫色に塗られた本体は不思議な形をしている。
なんだか巨大な蟻に思えてきた。
中央にある2分割された球体が恒星を映し出す部分、そして半球体の両端の車軸の様な部分が惑星を映し出す事を教わった。
カバーの一部分を外して、機構のメカニズムの説明を受ける。
子ども達は眼を輝かせて説明を聞いている。
その他に制御室や操作台の説明も受けた。
約30分の「プラネタリウム・ショートツアー」が終わった。
プラネタリウムは人類が造った素晴らしい創造物の一つだと思う。
壮大な宇宙を、限られた空間の中に再現させるなんてロマンチック。
しかも、あらゆる時代の、あらゆる場所の星空を再現出来るなんて!
タイタニック号から見えた星空も、チェ・ゲバラがハバナで見た星空も、1945年8月5日の広島の夜空だって見れるんだから。
プラネタリウム午前11時の会に参加する。
椅子をリクライニングして、プラネタリウムが映し出す私たちが住んでいる町の今夜の夜空を見上げる。
天井一面に夏の星座。
そこには天の川が広がり、ベガとアルタイル、はくちょう座の一等星デネブ、それとアンタレスを見つけられた。
Willie Nelson / Stardust