夜明けと共に川辺川の支流に入る。
先日までの雨で水量は多めだが、水は澄んでいた。
お気に入りのフライを結んでフォルスキャストを繰り返し、ポイントへとフライを運ぶ。
フライは理想のラインをきれいに流れているのだが、反応がない。
フライを交換するも結果は同じ。
別に釣れなくても気分はいいので、まぁいいけど。
でも本当はいろいろと手は尽くしているんだから、釣れた方がイイに決まってる。
そうやっているうちに最後のポイントへ。
立ち位置を考えながら川の中を移動していたら、深場に足をとられ一瞬にして首までドップリ浸かってしまった。
転んだりした時、周りをキョロキョロ見渡すのはなんでしょうね。
あーあ、全てがびしょ濡れ。
車までの帰り道がやけに遠く感じた。
いいの。いいの。運動だと思えば。
いいの。いいの。行水したと思えば。