子どもから陶器市へのお誘いがあった日、東京は雪が降っていたので、職場へは電車で出掛けていた。
明日は天気も良さそうだし、会場となる大宮公園は大きな公園みたいで気になる。
自宅に帰らず、職場で仮眠して現地に向かえばいい。
仕事明けなので体力が気になったけど、疲れたら帰ればいいし。
電車を乗り継ぎ、大宮駅で待ち合わせした。
大宮駅から東武アーバンパークラインに乗って2駅、大宮公園駅に到着。
閑静な住宅街を歩いて目的地に向かう。
晴れてよかった。
ただし風は冷たい。
陶器市はいろんな産地から出店されてるみたいで、飽きさせない。
普段使いしやすい器が揃っている。
個性豊かな焼き物は、すっかり二人を虜にしてしまった。
全部を見て気になる器を手に入れよう!
そう思っていたら素敵な器たちと出会う。
素朴な絵柄だけど、モダンな感じ。
玉縁のお皿は、無骨な作りがとても可愛らしく感じられる。
重さも結構あって、丈夫な作り。
何といっても手にした時の感触がとても良かった。
あれもコレもといった感じになったけど、最も普段使うサイズを選んだ。
欲しいと思っても、しまう場所の事も考えないといけない。
子どもも何かはしゃいでると思ったら、待望の食器棚を購入したそうだ。
自分好みの色に塗り替えると意気込んでいる。
今日は買う気満々なのだ。
我が家の器も少し引き取ってもらおう。
そうすれば新しい器を迎いられる。
後、パスタ皿も欲しい。
いい感じの珈琲碗もあるけど、今回は無しにしよう。
結局手に入れたのは4点。
背中のリュックが少し重く感じられる。
でも心地よい重さだ。
翌朝、テーブルの上に器を並べてみる。
いい感じ。
ようこそ、我が家へ。