時間はびゅんびゅん

横須賀の親戚の家にお泊りに行く。

都営浅草線から京急本線特急へ、目的地まで乗り換え無しで行けたので、とても楽ちん。

途中から特急になってビュンビュン進む。

自分の中ではコレって「歩」が成って「と金」になる感じに似てる。

でんぱ組.inc』の曲を聴いて、電車のスピードと共に気持ち上がってきた。

「破! to the future」聴いてたら感極まって、電車の中で泣きそうになってきた。

ダメ!ダメ!感情、調整!調整!

この頃のでんぱは最強。

もがちゃんも、ねむきゅんもいて。

あー時間よ戻れ。

 

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https://youtube.com/watch?v=5Z-ZFNC3Xoo&si=CRy9sB94RD6jhPve

 

でも、みりんちゃんはいつも最強。

現在進行形の今昔物語。

 

 

 

しんしんと

昼から降り始めた雪は、夜になる頃は辺りをすっかり真っ白な世界へと変えてしまった。

(明日の仕事は休みだな・・・)

気持ちをそう切り替えると、夜遅くまで音楽を聴いて過ごした。

 

朝一番で職場に仕事を休む事を伝え、朝食作りの為キッチンに立つ。

部屋が冷蔵庫の中みたいに冷え切っている。

暖かい靴下を履かなくては・・・と思い、数年前に誕生日だったか何かの日に、妻から貰っていた靴下を棚から取り出した。

ウール素材のきれいな水色の、ふわふわとした靴下。

ワンポイントの刺繍がお気に入り。

履くのがもったいなくて、今まで履けずにいた。

でも物は使ってやるのが一番。

今日がその時だと思った。

思った通りあったかい。

今日も一日音楽を聴いて過ごそうと思う。

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拝啓 アルヴァ・アアルト様

あゝ憧れの君、アアルトテーブルを我が家に迎え入れる事が出来て、心より感謝致します。

 

90年前に貴方がデザインされたこの円形テーブルは、普遍的な美しさ。

これから50年後も100年後もきっとそう。

いつか私が死んだ後も、ずっと何処かで使い続けれる事でしょう。

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音の変化

「CHUDEN」?

中国のメーカー?

それとも電力会社?

いえいえ、群馬県にあるアナログレコードのカートリッジを製造されている、「株式会社 中電」さんです。

先日行ったオーディオショップの店長さんに勧められた、レコード針です。

初めて聞いた名前だったし、見た感じお世辞にも高級感は感じられなかった。

店長さんのおすすめポイントは9.5mVの高出力で、パワフルな音が鳴る事。

私が今使っている針は4.0mVの出力電圧なので、倍以上なのです。

9.5mVは市販品としては最大級になるらしい。

ガツンとした音は予想できたけど、高出力になると歪みもそれだけあるのでは・・・

次はカートリッジは、オルトフォンのコンコルドシリーズにしようと思っていたところに予想してなかった対抗馬の出現。

価格は思ったよりもリーズナブルで、商品レビューでもかなりの高評価。

と言う事で.「CHUDEN」のカートリッジを購入しました。

推奨針圧も3.5gとちょっと高めでセッティングして、レコードに針を落とす。

最初の印象は音が一歩前に出てきたって感じ。

それと低音域に厚みが出た様に感じる。

確かにパワフルな音。

それに高出力になった分、今まではアンプのボリュームをレコードを聴く度に上げていたのを、やらなくてもよくなったのはすごく楽。

良い買い物をしたと実感。

そんなこんなで、棚からレコードを出しては聴いている。

外は寒い事もあり、益々部屋に閉じ籠る日々。

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日曜日の昼下がり

ふるさと納税で注文していた商品が届いたので、一緒に食べようと子どもを誘った日曜日。

もう少し先になる春の訪れを願う様に、ミモザを作って出迎えた。

ミモザシャンパンとオレンジジュースを使ったカクテルだけど、今日は先日届いた紀州みかんをミキサーにかけて、シャンパンの代わりにずっと開けてなかったスパークリングワインを使って作った。

みかんの繊維質はそのままに楽しもうとのリクエストがあったので、濾す事はせずフルートグラスに注いで、スパークリングワインを足す。

ワインの風味が強くて、みかんの存在が希薄してる。

オレンジジュースを足すべきだったか?

いやそれはわかっていた事で、みかんの美味しさを感じたくて足さなかったのではないか。

なんて自問自答してみたが、それでも十分春を期待させる飲み物だった。

そんな事を思っているうちに、子どもが作っている料理が仕上がってきた。

一緒に焼き上げていたハンバーグも同時に出来上がった。

こちらは熊本は小国町のふるさと納税品。

お皿に盛って冷蔵庫の中にあった野菜の副菜を添えて、特製ケチャップソースを上からかけて仕上げた。

子どもが作っていたのは北海道ラーメン。

味噌味か塩味を選べたが、今回は味噌を選択。

小さなカフェテーブルに運んで、2人で食す。

ハンバーグにラーメン、飲み物はスパークリングワイン。

何とも奇妙な組み合わせ。(笑)

それぞれはとても美味しいのですが。

 

楽しい時間はすぐに去ってしまうもの。

すると後片付けをする頃、急に気分が悪くなってきた。

飲みすぎたかな?

仕事明けのアルコールは回りやすい。

それに強烈な悪寒がする。

帰る子どもを見送る頃には意識も朦朧としてきたので、急いでベットに潜り込んだ。

発熱・倦怠感・関節痛・筋肉痛・咳・喀痰・息切れ・動悸・などなど

症状のオンパレード。

これはやばいぞ!

なんて思ってもベットから出る事さえ出来ない。

2時間ほど寝ては目が覚める感じが、夜明けまで続く。

次の日も一日を寝て過ごした。

翌日昼からようやく病院に行けた。

綿棒を鼻の奥まで突っ込まれる。

そこで初めて意識した。

もしかすると・・・。

そう。

COVID-19・陽性。

何で!今さら・・・!

ずっと罹ってなかったのに・・・。

なんて思っても、なってしまったものはしょうがない。

ベットに飽きたので、ソファに移って一日を音楽を聴いて過ごす。

ずっと天井を見上げてる。

あー今週末いっぱいこうして過ごさないといけない。

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修理してまた着る意味

17歳の時買ったMA-1。

もう40年以上昔のジャケットになる。

20代前半の頃、仕事先でカウンター上に溢れていた希硫酸に気付かず肘をついてしまい、布地を損傷してしまった事があった。

母に相談したら両肘部分にレザーの肘当てを縫い付けてくれた。

とても自然な感じに仕上がっていたので、最初から付いているものだと勘違いされる事もしばしば。

愛着があって気に入っていた洋服は、着倒す事で定期的なリペアが必要になってくる。

リブ部分のほつれの様な簡単なものは、自分で修理していたが、ポケットに出来た穴だったり、縫い目が裂けて脇部分がパッカリ空いた時などは、当時高校生だった娘に修理してもらった。

 

40代中頃まで普段着として活躍してくれたが、流石に長年使用した事で生地が弱まってしまい、時々袖を通す位にしか着れなくなっていた。

その後襟元近くの生地が裂けてしまって、もはや修復不能と、押入れの中で長い眠りに入ってしまった。

 

前回Gジャンの袖の修理をしてもらったお店に相談したところ、修復可能との事。

お店の人からしたら、さほど難しい修理ではないみたい。

「裂けている部分の近くの縫い目を解いて裏から当て布をして、上からミシンをかけるので目立ってしまうけど構わないですか?」との事だったが、こちらからするとまた着れるなら全然問題ない。

もう一着、アノラックのパーカー部分のハトメから生地が裂けていた部分の修理と、袖のベロクロの修理もお願いした。

こちらの服もよく着ていたもので、20年以上は経っていると思う。

 

出来上がりの連絡があったのでお店に行って、修理した部分の説明を受ける。

全然問題ない仕上がり。

これでまた着れる。

全体的に生地が弱ってしまって、洋服の年齢からするともう年寄りと言っていいだろう。

大切に着ていきたいと思う。

 

私が幼い頃は、靴下に穴が空いたりしたら母が繕ってくれたものだ。

別に貧しかった訳ではない。

そういう時代だったのだ。

まだ物が少なく、大切にしないといけなかった時代。

今の様なファストファッションの到来で、シーズン毎に似た洋服を買い替える文化は無かったのだ。

服にしろ何にしろ、何かを生産する時にはエネルギーを使う。

古着もリサイクルする時には、エネルギーを使う。

リユースされる事も、リサイクルされる事もなかった服の行き着く、服の墓場の様な場所があるそうだ。

もし自分の家の前に大量の古着の山がいくつもあり、それが悪臭を放っていたらどんな気分だろう。

本当の豊かさとは何だろう。

 

私が修理してまた着るのは、愛着があるから。

私が考えるエコロジーは、省資源で多機能な優れた物を使うことではなく、修理しながら出来るだけ長く使用すること。

物の寿命を全うさせること。

それに尽きるのです。

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ふるさと納税

和歌山県美浜町から送ってもらったみかん。

ダンボール箱のネコのイラストが可愛らしい。

瑞々しくて甘くて美味しいみかんが沢山。

贅沢にみかんジュースにしていただこうかなとも思う。

ありがとうございます。

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