師走

寒さも一段と厳しい今日この頃。

朝から自転車で勇んで出掛けたのは良いが、あまりの寒さに早めの昼食へとお店に逃げ込んだ。

まだ早い時間なので、お客は自分だけ。

座敷に上がり、足を伸ばして上半身を膝に近づけてストレッチ。

身体が冷えきっていて、思うように身体が曲がらない。

温かいお茶をいただき、お店の本棚から一冊選んで食事が運ばれてくるまでパラパラとめくる。

アフリカに移住した著者の日常を綴った内容だった・・・(タイトルはなんだったかしらん?)

お茶のおかわりを注ぎにきてくれた女店主と、まだ時間があったのか、しばしの雑談。

意気投合し、会話は弾む。

若い頃観に行った氷河にとても感動したとか、生きているうちにキリマンジャロに登りたいとか、まぁそこで死ねたら最高ですよねぇ・・・(笑)とまぁ、他愛のない話し。

そのうち「お客さんて独身?」なんて聞いてこられる。

「いえいえ、私 妻帯者でございます!エッ!どうして?」

「いえねえ、うちの女性のお客さんに独身の方がいらして。話しをしているうちにお似合いなんじゃないかなぁ・・・なんて思ったりして(笑)」

「・・・(笑)」

夜は更けて来年のカレンダーを部屋に飾る。

今年の冬は暖かい日が多く、なんだか年の瀬って感じがしない。

ホントに正月はやってくるのだろうか・・・って感じもする。

せめて新年を迎える準備でもと、今年と同じイラストのカレンダーを部屋に飾る。

今年の年の瀬に楽しむお酒も準備できた。

先日近くの酒屋で抽選で当たったお酒。

焼酎は好きではなかったのだが、今年の夏旅先で樽詰めされた焼酎を飲んでから考えが変わった。

こちらも樽で熟成されたタイプのお酒。

美味しいに違いない。

年の瀬までもう少し。

師走の画像

師走の画像

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