流石に12月も末になると自転車も寒い。
車に載せて、気持ちいいところだけ自転車で走る事にする。
球磨川沿いの旧道を人吉まで向かう。
途中でお店を見つけ、温かい飲み物をいただいた。
お店の方が店先で魚を塩焼きされている。
近づいてみるとアユだった。
まるまると太った落ちアユ。
50本ぐらい串に刺して焼かれているだろうか?
「何かイベントでもあるんですか?」と聞いてみたら、今日自分の家で食べる分を焼いているだけとの事。
今年は雨が多く川に竿があまり入らなかったので、大きいサイズがよく取れたそうです。
「もう少し待ったら焼け上がるので、食べていきます?」って言っていただいたが、お礼だけ言って先を急ぐことにした。
ちょっと後ろ髪を引かれる。
遠慮することなく、いただくべきだったか?
2時間ぐらいかけて人吉に到着。
おそばをいただき、Uターンし今来た道を戻る。
気温は低くないが、風が強い。
陽が当たらない場所は寒い。
道路の上で枯葉が舞っている。
先ほど休憩した場所を通ると手招きされた。
今度は遠慮することなく、ありがたく頂戴しました。
時間をかけて焼き上げた魚は、骨ごと食べられた。
「それは当たりだよ。メスみたいだね。腹に卵が入っているはず。」
おお!確かに卵が入っている!
美味しい!
昔は球磨川に潜るとたくさんのアユがいたらしい。。
鮎の群れに向けて石を投げると、魚が浮かんでくるくらいたくさんのアユがいたそうだ。
ごちそうさまでした。