うららかに、たおやかに。

夜が明けて、しばらしして窓の外を眺めるとどんよりとした曇り空。

ベットの中でもうしばらく過ごして、すっかり夜が明けてしまった空を眺めたが、やっぱりどんよりとした曇り空。

天気予報は、昼から雨が降るかもしれないと予報していた。

標高の変化の少ない平地を走る。

山鹿の八千代座まで続く自転車道

ギヤは少し重めを選び、ゆっくりとペタルを回した。

スピードは上げず、景色を楽しみながら走った。

かつての山鹿温泉鉄道の、廃線跡を利用した自転車道

時折、散歩している人やランニングをしている人を追い抜いた。

道沿いに続いている桜の木々の中で、花を付けている木を見つけた。

ここ何日か暖かな日が続いた。

季節を間違ったのだろうか?

今朝は曇り空だったけど、今は青空が広がり軽く汗ばむ陽気になった。

実って首を垂れる稲穂が黄金色に輝いている。

新しい白い自転車で風を切ってゆく。

うららかに、たおやかに。の画像

うららかに、たおやかに。の画像

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