私が住んでいる町は今週とても暖かだったのに、久住山は思っていた以上に雪景色。
登山道の入り口から森は雪化粧していた。
凍りついた感じはなく、やわらかい雪なのでアイゼンを付けている人も少ない。
風はなく、空気も冷たくない。
とても暖かいのに雪が解けていない。
夜の時間はとても気温が下がるのだろう。
霧氷とは
氷点下の環境で、空気中の過冷却水滴もしくは水蒸気が、樹木その他の地物に衝突して凍結もしくは昇華することでできる、白色~無色透明の氷層の総称。
いわば自然現象としての着氷現象。
普通、樹氷・粗氷・樹霜の3つに分類される。
気温-5℃以下の環境で生じる、粒状構造の脆い氷。
風上側へ向かって羽毛状に成長する。
風が強いほど風上に成長するが、この様を俗に「海老の尻尾(えびのしっぽ)」などと呼ぶ。
弱風時には地物の全ての方向に付着する。
気泡を多く含むために不透明で、白色を呈する。
樹氷が付着している物体を揺らすと、樹氷は簡単に落ちてしまう。
確かに白い海老フライって感じ。
巨大な珊瑚礁にも見える。
とてもハイな気分。
自然の中にいると時々感じる高揚感。
永遠の現在を感じる。
完全に雪に覆われた樹木を撮っていたら、一眼レフでたくさん撮影されてた人と目が合った。
お互いファインダーを覗いたまま、話しをする。
「登った人だけのご褒美」
そう言って互いにシャッターを切った。
昼過ぎに頂上にて昼食。
メンチカツとおにぎり2個を食べた。
いきなり団子(輪切りにしたサツマイモの上にアズキのつぶあんをのせ、生地で包んで蒸かした郷土菓子)を持ってきていた事を思い出し、
ペロリと食べた。
他にもたくさんお菓子を持ってきた。
こちらも景色を楽しみながらペロリと頂いた。
今とても気分がいい。