白い時間

私が住んでいる町は今週とても暖かだったのに、久住山は思っていた以上に雪景色。

登山道の入り口から森は雪化粧していた。

凍りついた感じはなく、やわらかい雪なのでアイゼンを付けている人も少ない。

風はなく、空気も冷たくない。

とても暖かいのに雪が解けていない。

夜の時間はとても気温が下がるのだろう。

霧氷とは

氷点下の環境で、空気中の過冷却水滴もしくは水蒸気が、樹木その他の地物に衝突して凍結もしくは昇華することでできる、白色~無色透明の氷層の総称。

いわば自然現象としての着氷現象。

普通、樹氷・粗氷・樹霜の3つに分類される。

気温-5℃以下の環境で生じる、粒状構造の脆い氷。

風上側へ向かって羽毛状に成長する。

風が強いほど風上に成長するが、この様を俗に「海老の尻尾(えびのしっぽ)」などと呼ぶ。

弱風時には地物の全ての方向に付着する。

気泡を多く含むために不透明で、白色を呈する。

樹氷が付着している物体を揺らすと、樹氷は簡単に落ちてしまう。

ウィキペディアWikipedia)より

確かに白い海老フライって感じ。

巨大な珊瑚礁にも見える。

とてもハイな気分。

自然の中にいると時々感じる高揚感。

永遠の現在を感じる。

完全に雪に覆われた樹木を撮っていたら、一眼レフでたくさん撮影されてた人と目が合った。

お互いファインダーを覗いたまま、話しをする。

「登った人だけのご褒美」

そう言って互いにシャッターを切った。

昼過ぎに頂上にて昼食。

メンチカツとおにぎり2個を食べた。

いきなり団子(輪切りにしたサツマイモの上にアズキのつぶあんをのせ、生地で包んで蒸かした郷土菓子)を持ってきていた事を思い出し、

ペロリと食べた。

他にもたくさんお菓子を持ってきた。

こちらも景色を楽しみながらペロリと頂いた。

今とても気分がいい。

白い時間の画像

白い時間の画像

白い時間の画像