今日も朝からいい天気。
窓を開けると風が強くて、コルク板にピンで留めていた紙が次から次へと飛んでゆく。
一日部屋で過ごすのももったいない気がしたので、昼から街へ出かける。
昨日の山の中はあんなに涼しかったのに、なんでこっちはこんなにも蒸し暑いのだろう。
涼を求めて美術館へ。
ここの美術館は空調が効いていて、たくさんの本やマンガがあって、ソファーが心地よい。
ここでマンガを2冊ぐらい読んで、そのままソファーの中で昼寝をするのだ。
今日もそうしようと行ったのに、あいにく映画の上映会があっていた。
仕方ないのでジャニス・イアンを聴きながら街を散策。
無印良品に行って新商品のお菓子をチェックして、TSUTAYAで桜沢エリカのマンガの続きを買う。
それから時々立ち寄る本屋へ。
いわゆる本のセレクトショップなのだが、自分の趣味と合っているので定期的に出かけている。
いつもの様に本棚を眺めていると、なんだかおいしいにおいがする背表紙が目に入った。
なになに?
「巴里の空の下 オムレツのにおいは流れる」
手に取ってパラパラめくると、さらにおいしいにおいがした。