サガン-悲しみよ こんにちは-

昼の時間を使って鑑賞。

18才の時書いた処女作『悲しみよ こんにちは』が22カ国で翻訳され、印税5億フラン(約364億円)を稼ぎ、全部使い切ってしまった女性のおはなし。

そう書いてしまうと、身も蓋も無いのだけれども・・・。

富と名声を得てもしあわせが手に入るとは限らない。

むしろ多すぎる金は人を不幸にしてしまうもの。

虚しく、孤独な映画だった。

映画館を出て遅めの昼食。

お気に入りのパン屋へ。

餡子と栗の抹茶パン(ハーフサイズ)と、メイプルフレンチトーストを購入。

個人的にはこのメイプルフレンチトーストはこの店の一番のオススメ。

輪切りにしたフランスパンは外側はパリパリで、内側は綿菓子のようにフワフワ。

中央にはタップリのメイプルジャムが、パンが沈み込むくらいのっかってる。

パンの端をつまみ、ジャムの上にのせられたフィルムをはがす。

フィルムに付いてるメイプルジャムを丁寧にパンの耳につける。

最後はフィルムに残ったジャムを眺め、辺りをキョロキョロした後ペロリと舐める。

フランソワーズ・サガンより自分はしあわせだと感じる瞬間(笑)。

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