私は予備知識を持たぬまま映画を観ることが多い。
むしろ内容を知ってしまったらその時点で興味を失ってしまう。
映画館の前でポスターを見てイメージして、その通りだとうれしいし、想像と違ったりするとそれもそれで楽しい。
最近では「おくりびと」が心に染み入るいい映画だった。
本木雅弘が演じる納棺師の所作がとても美しかった。
モックンもいい役者になったなぁと思っていたら、友だちからライブのお誘いがあった。
内田也哉子・・・??
モックンの奥さん?
樹木希林の娘?
sighboatというプロジェクトらしい。
ベーシストは私の好きな鈴木正人だったので参加することにした。
遅い時間に始まった雑居ビルの屋上での屋外ライブ。
秋の風が気持ちいい。
彼女の歌声はおだやかで、たおやかで気持ちがよかった。
予備知識が無いからこそ楽しめることもたくさんある。