久しぶりの登山。
昨日降っていた雨が気がかりだった。
登山口に着いた頃は深い霧で辺り一面ミルク色。
いろんなルートを考えていたが、用心の為以前登ったルートで行く。
とても寒い。
とても風が強い。
霧が深くて何も見えない。
最初の展望台で途方に暮れていると、風が吹いて一気に視界が広がる。
樹氷・・・?
もう寒いなんて言ってられない。
なんだかとてもうれしくなってきた。
凍りついた森の中を歩く。
凍りついた枝が風に吹かれて、カラカラと鳴いている。
樹氷がはじけて頬にあたる。
地球温暖化なんて信じたくない、とても不思議な体験でした。