日記

夏なんです。

朝、ホテルのベットで目覚める。 エアーコンディションは止めていたので、簡素な部屋に生温い空気だけが澱んている。 ベッドから出る事が出来ず、ブルーな気分のまま時間だけが過ぎていった。 12時間かけて山を越えてきたが、昨日の夜から体調が優れないまま…

初夏のツーリング part.2

前回とルートを変えて絶壁の湾岸道路を走った。 風は強いが、紺碧の海と青い空が美しい。 道はアップダウンを繰り返している。 軽いギアでクランクを回転させているあいだは、視線の先に青空だけが広がった。 身体に心地よい負荷がかかる。 トンネルが見えて…

死について

遅かれ早かれ命には限りがあるのだから、死ぬことは悪い事でもないと考えていた。 死をもって苦痛から解放されるのなら、それも選択肢の一つでもいいのではないかとも思っていた時期もあった。 でも死は本人だけ無になるのであって、残された人はそうはいか…

初夏のツーリング

午前7時。 快晴。 南の風。 風量2。 もう初夏と言っていいだろう。 120km先のフェリー乗り場を目指し、風を味方につけ快調にペタルを回す。 田植えの時期を迎えて水がはられた水面に、山が映っている。 山々は新緑の季節を迎え、濃さを増している。 湾岸…

二本杉心中

今週は春の嵐の到来で、桜も散り始めた。 雨間を狙って、週末になると出掛けている峠に向かう。 この峠も激坂と言われる厳しいコースである。 何故こんなにも毎週の様にきつい思いをしているのだろう? 人間の身体は神秘に満ちている。 マラソンの様な肉体を…

春爛漫

なんのかんのと言っても桜が好きなのである。 週末は桜を求めて出掛けた。 品種もいろいろだし、場所によっても咲き方は様々。 七分咲き位もきれいだけど、やはり桜吹雪は美しい。 目に映る桜が春風にのって舞っている。 演歌っぽいけど、はかなくて美しいの…

春の訪れ

とても暖かな週末。 自転車で出掛けると、いろんなところで春を見かける事が出来た。 道端や家の玄関先、様々な色の花が咲いている。 いつも使っている道の木蓮も花を付け始めていた。 ここの木蓮は大振りでたくさんの花を付け、道向かいの桜の木の開花と重…

弥生

3月も早いもので半分が過ぎた。 春の訪れを知らせる桜の開花の前に、街のあちこちで花を咲かせる白木蓮。 優雅で気品のある香りのこの花の寿命は、桜の花よりも短い。 白く花びらを開いた先から茶色の変色し、その花びらは朽ちてゆく。 お気に入りの白木蓮の…

妙薬

昨日道の駅で金柑を手に入れた。 ネットの中にたくさん入ってたったの300円。 すぐに取り出して1個試食したら、完熟でとても甘い。 何個もツマミながらカクテルを作ってみた。 とりあえず今週は金柑ウィーク。 金柑ジンビタートニック レシピ 金柑×3(1/2に…

正月休み 第2弾

正月休みボケにならないようになんて人には言ってるくせに、なんだか気持ちがのらない。 身が入らないって言うのか、なんだか・・・。 週末からの3連休に代休をくっつけて、今日から4連休にしてしまった。 朝から銀行やら歯医者さんやらとやっつけて、サイク…

木枯らしのダイアリー

年が押してきてから今年のカレンダーをめくった。 数少ない江口氏の仕事、めくる楽しみを残したかったので中身は見てなかった。 (ほほう、1月はワインを胸元で抱いているんだ・・・。) しげしげとカレンダーを眺める。 (この女性は帰りの遅い男性を待って…

年の瀬

流石に12月も末になると自転車も寒い。 車に載せて、気持ちいいところだけ自転車で走る事にする。 球磨川沿いの旧道を人吉まで向かう。 途中でお店を見つけ、温かい飲み物をいただいた。 お店の方が店先で魚を塩焼きされている。 近づいてみるとアユだった…

今日も献血

先日、自宅に戻ると玄関先に荷物が届いていた。 送り先は日本赤十字社。 何だろう・・・と荷物を開けると「銀色有功章」の記された箱と書面。 献血70回を記念した記念品でした。 中身は杯。 作者はおなじみの多田美波さん。 いただいていながら言うのもなん…

師走

年の瀬に飲もうと思うお酒を買いに、酒屋に向かう。 「アイル・オブ・ジュラ」、それとも国産の「白州」にしようかしら。 そう思ってボトル棚を眺めていたら、1本のボトルが目に留まった。 私が好きなケルト模様が使われたロゴ。 イラストが無骨でいい感じ。…

a piacere

観客は30人ぐらいだろうか? 普段は料理とお酒を楽しめるお店のようだ。 向かって左側にコントラバス奏者。 右側のアコーディオン奏者は、背の高い椅子に腰掛けている。 時折アコーディオン奏者が上半身をのけぞらせる。 右足のつけ根を起点として、左足の太…

seaside cycling

3連休の最終日、今日は夕方から天気が崩れるらしい。 でも今朝は空一面、青空が広がっている。 ポカポカ陽気のなるのは間違いなし。 山間部は避けて、海沿いを走ることにした。 出掛ける時は多めに重ね着していた服も、漕ぎ出してしばらくすると脱いでしまっ…

雨の週末・・・今週も・・・

今年の紅葉は紅が足りないそうな。 葉っぱが紅と書いて紅葉なのに、山は黄ばかりで紅がない。 「今年は雨ばっかりで、暑い夏にならなかったのでそうなったんだろう・・・」峠で出店を営んでいた地元の人がそう云っていた。 それでもたくさんの車が峠を登って…

うららかに、たおやかに。

夜が明けて、しばらしして窓の外を眺めるとどんよりとした曇り空。 ベットの中でもうしばらく過ごして、すっかり夜が明けてしまった空を眺めたが、やっぱりどんよりとした曇り空。 天気予報は、昼から雨が降るかもしれないと予報していた。 標高の変化の少な…

台風接近の中

新生KIRINJIのライブへ。 楽しみにしていたのに、一週間前くらいから台風が気になってきた。 どうにか消えてくれないかと祈っていたけど、今回は直撃するみたいだ。 今回は行きは輪行で帰りは自転車で海沿いを走ろうと考えていただけに、残念で仕方がない。 …

小さな冒険

まだ子供だった頃、週末になると毎週のように家族みんな車に乗って、田舎の祖母の家に泊りに行っていた。 両親は朝から晩まで忙しく働いていたが、母にとって実家に帰る時が一番の楽しみだったようだ。 子どもながらに、仕事を忘れゆっくりくつろいでいる親…

夏の一日

20代の前半は毎日の様にバイクに乗っていたように思う。 なぜそんなに乗っていたのか・・・。 まぁ、その時はそんな事考えてもなかったし、とにかく乗りたかったから乗っていたんだと思う。 ただ、あの頃は日々の出来事をスポンジの様に吸い込んで、いろんな…

夏の夕べ

梅雨が終わった途端に、猛暑がやって来る。 まったく、焼けたアスファルトの上を歩いていると、頭がクラクラしてくる。 夕刻から始まるライブに向けて、川沿いの道を自転車で急いだ。 道は影が差していて、思ったより気持ちいい。 駐輪場に着いた途端に、汗…

暑中お見舞い申し上げます。

ボンジュール! イギリスからスタートした、今年のツール・ド・フランスも早いもので本日で第15ステージ。 今年は選手の落車が相次ぎ、波乱を含んだ展開を見せている。 さて、今年のツールを征するのは誰か? なんて・・・。 エアーコンディションの効いた部…

ミント収穫祭

朝一番、庭の片隅で群生してしまってるミントを摘む。 ちゃんとした摘み方があるんだろうが、よく解らない為ハサミを使って適当に摘んだ。 それにしても凄い量。 まだまだ摘めるけど、そんなに消費出来ない。 プチトマトも一緒に収穫。 さて、保存はどうする…

新譜・・・。比較的・・・。

今日もTSUTAYAに行く。 世の中ではすっかりCDは売れない物となり、メーカーも旧譜はディスカウント状態。 邦楽の新譜一枚の価格で、洋楽の旧譜だと3枚も買える現状、勿論国内盤である。 時代に逆らうようにして、せっせとTSUTAYAに通い、洋楽の旧譜を買い漁…

人でなし

九州は梅雨入りしたか? どんよりとした曇り空、時折日が差す。 球磨川沿いの旧道を、人吉を目指し進んでゆく。 道幅もさほどなく行き交う自動車も少ないので、ほぼサイクリングロードといった感じ。 左頬に感じる風が冷たくて心地よい。 気持ち良い汗を流し…

おフランスですの。

「舶来モノ」なんて、最近はこんな言葉使う人なんていやしない。 クリックひとつで買物が普通に出来る世の中なんだから。 それでもはるばる海を越えて、わが家までやってきてくれたのだ。 フランスでカフェと、自転車用のウェアの販売を手掛けているお店。 …

九州横断鉄道

輪行で別府まで向かったが、思った以上に乗客が多い。 乗車率120%と言ったとこか・・・。 輪行バックに入れているとはいえ、中身は自転車。 乗車率が高い時は、他の人からするとやはり邪魔な存在。 指定席券が使える駅までは、車両の後ろで自転車を抱くよう…

週末

春は気まぐれ・・・。 ポカポカ陽気のいい天気と思っていたら、今週末は雨が降ってとても寒い。 蕾をつけた花たちも、おっかなびっくりで咲いているような気がする。 なんにしても玄関先で様々な花を楽しめるなんて、ちいさな幸せである。 お昼は学生の頃に…

春がやってきた

木蓮の花が咲いている。 ソメイヨシノも咲き始めた。 裏庭に野菜の苗を植える。 トマト・・・ 胡瓜・・・ ピーマン・・・ 茄子・・・ レタスにキャベツ。。