年も明け、ここ4日ほどはほとんど外に出る事もなく、一日を部屋の中で過ごした。
音楽を聴いたり、マンガを読んだり、料理をしたり。
夜になるとストーブを付けて、ゆらゆらと揺れる炎をあきることなく眺めていた。
冬の厳しい日にストーブを買った。
オークションで予算よりずいぶんと安く手に入れる事が出来た。
「そのまま使えます」と紹介してあったが、構造を知りたかった事とパーツを磨き上げたかったので、オーバーホールをおこなった。
今回手に入れたストーブはもう今は製造されておらず、消耗品である芯を除けばパーツは手に入りにくい。
製造は耐震装置が設置されている事からも、1980年代頃だろうか。
ストーブというより大きなランタン。
部屋の灯りを落とすと、ストーブの灯りが天井に映される。